アフガニスタン義肢装具支援の会 POSAA
義肢装具支援の会 POSAA
会の広報活動
アフガニスタン・コラム
ギャラリー
関連リンク
Since 2003-05-01
2003 Naragishi, Inc.
All rights reserved.
アクセスカウンタ

Google Logo


WWW を検索
www.gisoku.com を検索

2004年8月アフガニスタン同行感想文

朝倉重徳

なぜ、アフガンか
8月中旬、この会に参加してアフガンを訪れた。今年定年退職し、「人生とは死ぬまでの暇つぶし」を如何に過ごすかを思いながら偶然の如く行き当たったのがこの会であった。代表の滝谷さんの癖のある人柄に魅かれたことが大きいが。
「汝の隣人を愛せよ」の言葉通り、身近に手助けできることは多くある。それが隣の席の異性であったり、知人、災害被災者、カンボジア、アフリカであったりするが、各自自分の隣人を認識しながら、それが世界に広がって行けばよい。黒柳徹子ユニセフ親善大使やドラえもんのポリオのように。そして私にとって隣人はこの会やアフガンであった。
さて、アフガンであるが、首都カブールであってさえ行政組織が不充分で、戸籍、住居表示、電気、水道などのライフラインが未整備で、住民も西洋的市民意識に毒されていない部族社会では、日本のように支援物資を市役所に送れば困っている人に行き渡るという仕組みがない。国連や赤十字が支援しようにも結局地域のボスに頼るしかない。それが上から順にピンハネされ、下に届く時には極薄なものになってしまう。
食糧なら空からバラ撒くという手も有ろうが、義足をバラ撒いて少々具合が悪くても我慢せよという「施す者」の立場を滝谷さんは取らない。我々が靴を選ぶ以上に、具合が良く、機能的な「自分の足」を贈りたいと考えおり、この会では、自費で現地を訪れ、現地で出逢うわずか十数人の義肢装具を必要している人を支援するという極めて非効率的なやりかたをしているが、現状ではそれが一番確実な方法であろう。
一人の義足をフィットさせるために30分も1時間も微調整をくり返している若い装具士に、もういい加減に止めろと言うと、「せっかくここまで来たのだから、具合が悪いと言ってポイと捨てられないよう、本当の自分の足になってもらいいたいので」と言っていた。
両手首を失った少女の義肢を着けてボールペンで字が書けた時の表情が印象的だった。

アフガニスタン義肢装具支援の会ボトム画像